よくある質問・症状

Trimble GFX-750

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GPS・RTK・VRSに関する質問



RTKがつながらない(Ntripを使っている場合)

一概には言えませんが、ディスプレイ左上のアンテナマークの色によって以下のような傾向があります。

黄色の場合:GNSSは受信しているが、補正情報が受信できていない可能性があります。
→GNSS設定(ボーレート、プロトコル等)、パラニ(LEDの点灯や通信状況、設定)、スマートフォン(電源やインターネット接続、アプリの設定)の確認を行ってください。

赤色の場合:GNSSが受信できていない可能性があります。
→配線やNAV-900の状況(使用場所やLEDの点灯)を確認してください。


①ガイダンスのプロトコル(CMRかRTCM)が合っているか確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(RTK編)

②Ntripアプリの設定(プロトコル等)が正しいかつガイダンスと合っているかを確認してください。
→Ntripアプリの設定について分からない場合は、契約している機関にお問合せ下さい。

③スマートフォンのBluetooth設定がONであるか、また、スリープモードになっていないか確認してください。
→スマートフォンの設定が分からない場合は、ご契約のプロバイダにお問合せ下さい。

④ParaniのMODE・Connectは点灯しているか、またRS232は赤点滅しているか確認してください。
→Paraniの設定等が分からない場合は、Parani製品取扱会社HP記載の取扱説明書を参照ください。

⑤ParaniのMODEは3になっているかを確認してください。
→Paraniの設定等が分からない場合は、Parani製品取扱会社HP記載の取扱説明書を参照ください。

⑥Paraniのディップスイッチは触らないでください。
→触って変更してしまった場合は、Parani製品取扱会社HP記載の取扱説明書をご参照の上設定し直してください。

⑦配線が正しく接続されているか、断線やゆるみがないかご確認ください。

⑧スマートフォンが圏外でないかを確認してください。
→圏外地域やインターネットに繋がらない地域ではご使用いただけません。

⑨基地局が正常に稼働しているかを確認してください。また、基地局からの距離が離れていると不安定になる場合があります。

⑩上記方法を試しても解決しない場合、DGPSで接続できるか確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(DGPS編)
→DGPSがつながらない場合「DGPS(SBAS)がつながらない

RTKがつながらない(無線機を使っている場合)

一概には言えませんが、ディスプレイ左上のアンテナマークの色によって以下のような傾向があります。

黄色の場合:GNSSは受信しているが、補正情報が受信できていない可能性があります。
→GNSS設定(ボーレート、プロトコル等)、受信機(電源や受信強度)の確認を行ってください。

赤色の場合:GNSSのが受信できていない可能性があります。
→配線やNAV-900の状況(使用場所やLEDの点灯)を確認してください。


①無線機の電源スイッチが入っているかを確認してください。
→無線機の設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
RTK無線基地局設定用簡易マニュアル

②地域で設定されたチャンネルと無線機のチャンネルが合っているかを確認してください。
→無線機の設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
RTK無線基地局設定用簡易マニュアル

③無線IDとグループIDが合っているかを確認してください。
→無線機の設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
RTK無線基地局設定用簡易マニュアル

④ガイダンスのボーレート及びプロトコル(CMRかRTCM)が合っているかを確認してください。
→無線機の設定及びガイダンスの設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
RTK無線基地局設定用簡易マニュアル」、「Trimble GFX-750 GNSS設定(RTK編)

⑤受信強度は十分か確認してください
→無線受信機の画面にC7~9が表示さていれば受信可能です。

⑥配線が正しく接続されているか、断線やゆるみがないかご確認ください。

⑦上記方法を試しても解決しない場合、DGPSで接続できるか確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(DGPS編)
→DGPSがつながらない場合「DGPS(SBAS)がつながらない

VRSがつながらない(スマホテザリング・Wifiを使っている場合)

①ガイダンスがWi-fiに接続されているかを確認してください。
Wi-fi(インターネット)接続手順

②スマートフォンまたはW-ifiルーターのネットワーク共有が有効になっているかを確認してください。

③ガイダンスのモデムサービス設定が正しいか確認してください。
→ガイダンスの設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(VRS編)

④ガイダンスのVRS設定が正しいか確認してください。※※ユーザー名やパスワードは半角英数字で入力してください。
→ガイダンスの設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(VRS編)

⑤VRSサーバーのメンテナンス時間ではないか確認してください。
→月に1~2回程度の頻度で品質維持のために19:00~22:00の間にメンテナンスを行います。
その間、VRS補正情報が途切れることをご了承ください。
実施日については、あらかじめお知らせいたします。

⑥スマートフォンの通信状況を確認してください。
→圏外地域やインターネットにつながらない地域ではご使用いただけません。

⑦VRSのご契約が切れていないかを確認してください。
→ご契約の確認は通知書をご確認いただくか、販売店までお問い合わせください。

⑧配線を一度抜き接続し直してください。配線が正しく接続されているか、断線やゆるみがないかご確認ください。

⑨上記方法を試しても解決しない場合、DGPSで接続できるか確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(DGPS編)
→DGPSがつながらない場合「DGPS(SBAS)がつながらない

VRSがつながらない(CFX-BOXを使っている場合)

①ガイダンスのCFX-BOX設定が正しいか確認してください。
→ガイダンスの設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(CFX-BOX編)

②VRSサーバーのメンテナンス時間ではないか確認してください。
→月に1~2回程度の頻度で品質維持のために19:00~23:00の間にメンテナンスを行います。
その間、VRS補正情報が途切れることをご了承ください。
実施日については、あらかじめお知らせをお送りいたします。

③docomoの回線の通信状況を確認してください。
→CFX-BOXはdocomoの通信回線を使用しています。圏外地域や工事などで通信が不安定になっている環境下ではご使用いただけません。

④VRSのご契約が切れていないかを確認してください
→ご契約の確認は通知書をご確認いただくか、販売店までお問い合わせください。

⑤GFXの電源を切り、30秒程待ってからもう一度電源を入れ直してください。※30秒とは、電源をOFF後に機器内部のコンデンサーに蓄電された電気が完全放電されるまでの おおよその時間です。

⑥CFX-BOXのリセットボタンを押してください。リセットボタンは表面のLEDランプの間にあります。

⑦配線を一度抜き接続し直してください。配線が正しく接続されているか、断線やゆるみがないかご確認ください。

⑧上記方法を試しても解決しない場合、DGPSで接続できるか確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(DGPS編)
→DGPSがつながらない場合「DGPS(SBAS)がつながらない

DGPS(SBAS)がつながらない

①屋根や壁、電線などの障害物のない場所で確認してください。
Trimble GFX-750 GNSS設定(DGPS編)
受信状況は「Trimble GFX-750 診断メニュー」GNSS受信機のパフォーマンスで確認できます。

②アンテナ(NAV-900)が接続されていることを確認して下さい。
Trimble GFX-750 診断メニュー」システムのパフォーマンスで確認できます。

③GNSS設定→セットアップ→補正衛星の選択で「MSAS137(MTSAT-2)」が選択されていることを確認してください。

④電波干渉が起こる可能性のある機器の電源を切ってください。
(一部の車両で電波干渉が確認されています。電源を切った状態で接続を確認してみてください)

衛星の受信状況を確認したい

Trimble GFX-750 診断メニュー」で詳細を確認することができます。 補足している衛星数や、補正情報の受信状況、基地局からの距離などを確認することができます。

VRSの契約が切れるとどうなりますか

 契約が切れるとVRSが使用できなくなります。(DGPS・SBASは使用できます)
なお、契約期間は使用開始日を起点とし、1年間となります。
 例)2021年6月に販売店に注文→2021/7/14GFXで使用開始→2022/7/13契約期限
契約期間内に更新のお申込みがあった場合、更新後の契約期間は使用期限の翌日から1年間となります。
 例)2021/7/14使用開始の場合、2022/6/20に契約更新手続き→2022/7/14新契約期間開始→2023/7/13契約期限

【契約が切れてしまった場合】
①スマホのテザリングやwifiルーターなどを使用している場合…販売店に再度ご注文をしていただき、新しい契約をします。
パスワードなども新しく発行される為、GFXでの設定も再入力する必要があります。
※契約が切れて1年以内であれば、契約更新の手続きが可能な場合があります。
パスワードなどは継続して同じものを使用できますが、契約期限は更新を行った場合と同じになります。
 例)2022/7/13期限切れ→2022/7/20復旧依頼→2022/7/25復旧→2023/7/13契約期限

 ②CFX-BOXを使用している場合…販売店に再度ご注文をしていただき、新しい契約をします。
CFX-BOXを一旦お預かりし、内部のSIMの交換が必要となります。(最大1か月程度要します。交換費用がかかります)
※契約が切れて1年以内であっても契約の更新はできません。

【注意】
契約期間はご購入いただいた時の条件によって異なる場合があります。
ご契約に関するお問い合わせは販売店までお願いします。
お問い合わせの際、通知書のユーザー名(MSから始まる)やCFX-BOXの裏に書いてあるシリアルナンバーをご用意いただけるとスムーズです。

RTXの契約が切れるとどうなりますか

 契約が切れるとRTXが使用できなくなります。(DGPS・SBASは使用できます)
契約期間は、契約開始から1年間(または3年間)です。
 例)2021/7/14契約開始→2022/7/13契約期限
契約期間内に更新のお申込みがあった場合、更新後の契約期間は契約期限の翌日から1年間(または3年間)となります。
 例)2021/7/14契約開始の場合、2022/6/20に契約更新手続き→2022/7/14新契約期間開始→2023/7/13契約期限
契約期限はGFXディスプレイのライセンス画面で確認できます。
Trimble GFX-750 ライセンス確認・追加方法

【契約が切れてしまった場合】
再度新規ご契約となります。
 例)2021/7/14契約開始→2022/7/13使用期限→2022/7/20再度契約→2022/7/19使用期限

【注意】
本内容はCenterPoint RTXと、RangePoint RTXの両方に適用されます。
契約期間はご購入いただいた時の条件によって異なる場合があります。
ご契約に関するお問い合わせは販売店までお願いします。
お問い合わせの際、NAV-900のシリアルナンバーをご用意いただけるとスムーズです。

QZSS(みちびき)について

Trimble製品NAV-900はGPS/GLONASS/GALLILEO北斗に続きQZSS(みちびき)の測位衛星ミッション( L1/L2/L5)に対応しています。

QZSSライセンスがインストールされたNAV-900では、以下の場合で利用可能な衛星数が数個増え、防風林際等の作業で効果が期待できます。
・RangePoint RTX、CenterPoint RTX、単独測位を使用する場合
・RTKを使用する場合で、利用している補正情報(基地局)がQZSSに対応している場合

現在出荷しているTrimble NAV-900にはQZSSライセンスを標準搭載していますが、出荷済み製品でライセンスをご希望の皆様には、期間限定で無償でライセンスのご提供を実施しています。
お申込みはTrimble NAV-900(アンテナ)のシリアルナンバーと、ライセンス受け取れるメールアドレスをご用意の上こちらからお申し込みください「QZSSライセンスお申込みフォーム
お申込期間:2021/12/13~2022/12/31→延長中(終了時期未定)
ライセンスの有無の確認、受け取ったライセンスのインストール方法はこちら「Trimble GFX-750 ライセンス確認・追加方法

※QZSSライセンスをインストールしても衛星の受信状況(時間帯や場所、他の衛星数)によってはQZSS未使用となる場合があります。 (より品質の良い位置情報を取得する為、補足衛星の中から使用する衛星を自動で選択しています。)

※QZSS CLAS /L6 高精度補正情報受信の機能を利用するものではありません。

※並行輸入品をはじめとした㈱ニコン・トリンブルで販売していないTrimble GFXシリーズについては、弊社でライセンスの発行を行うことができません。


自動操舵に関する質問



自動操舵が入らないのですがどうすればいいですか?

①実行画面から自動操舵が有効になっているか確認してください。
Trimble GFX-750 実行画面(自動操舵機能編)
※「自動操舵システムが検出されました 今すぐ有効にしますか?」が表示された際に「いいえ」を選択してしまうと無効になります。
「はい」を選択するか、後から実行画面で「自動操舵有効」をONにしてください。
この表示は「自動操舵ロックアウト」の設定で非表示にすることが可能です。「Trimble GFX-750 PIQ設定-操舵と誘導

②車両設定のガイダンス設定画面で「Autopilot」を選択していることを確認してください。 「マニュアルガイダンス」になっている場合は、ガイダンス機能のみ使う設定になっており、自動操舵を使用することができません。
車両設定の編集からご確認ください。「Trimble GFX-750 車両設定

③ガイダンス側にライセンスが入っているか確認してください。
→ガイダンスのライセンス一覧より「Autopilot」ライセンスが入っているか確認してください。
「EZ-piloto Pro」ライセンスが入っている場合は、1.6㎞/h以上で走行した時のみ自動操舵を使用できます。
Trimble GFX-750 ライセンス確認・追加方法

④配線が正しく接続されているかを確認してください。配線を一度抜き、挿し直すことで接触が改善される場合があります。
基本の配線図」をご参照ください
 配線67259とP2-R2が接続されているかを確認してください。
 配線110549と67259が接続されているか確認してください。

⑤バッテリーが古くなっていると電圧が低下し、自動操舵がうまく起動しない可能があります。
→バッテリーを点検してください。

⑥トラクター(田植え機)のバッテリー容量が小さい場合、自動操舵がうまく起動しない可能性があります。
→しばらくエンジンを動かしてから再度試してください。

⑦エラーが出て自動操舵が入らない場合はこちらをご参照ください。
エラーが表示される
解決しない場合は販売店までお問合せ下さい。
→症状を明確化するために、エラーコードの番号や文言を記録してください。
お手元に携帯電話・スマートフォンがある場合には写真を撮っていただくとスムーズです。

⑧モーターステータスを確認してください。
→「モーターの接続状況の確認方法

⑨電源を入れた直後は方向が正しく認識されず自動操舵をオンにできない場合があります。
→トラクターで前進バックを行うか、しばらく移動(50m程度走行)してください。

⑩AB線を作成し、作成したラインに沿って走行してください。
AB線が有効になっていない場合は「ジョブが選択されていません」と表示されることがあります。
→新規でAB線を作成、または既存のAB線を選択してください(実行画面でAB線切替アイコンをタップ)
Trimble GFX-750 実行画面(AB線作成編)

モーターの接続状況の確認方法

①「診断メニュー」から「デバイス」をタップし、「モーターステータス」を確認してください。
モーターが接続済みになっていることを確認してください。
入力電圧を確認してください。(安定して12V以上になっている必要があります)
→切断になっている場合:モーター裏のプラグのゆるみを確認してください。
→配線間違いはありませんか?ケーブル67259のR3(赤)⇔P3(薄青)、R2(ピンク)⇔P2(ピンク)は接続しないと自動操舵が有効化できません。
→ケーブルの改造(切断)を行ったり、非正規品のスイッチなどを取り付けていると、不具合が起こる場合があります。

②上記を確認した上で接続に問題がある場合は、配線の交換をご検討下さい。

自動操舵が蛇行するのですがどうすればいいですか?(大きい蛇行)

大きい蛇行(左右5cm以上の緩い揺れ)の場合

①キャリブレーションを実施してください。
→キャリブレーションの方法が分からない場合は下記リンクをクリックしてください。
キャリブレーションを行う際はトラクターの油温をしっかり上げてから行ってください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(キャリブレーション編)

②ガイダンス設定でアンテナの前後位置は正しく記入されているかを確認してください。
→ガイダンス設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 車両設定
もし、誤った情報で車両設定を完了しキャリブレーションを終わらせた場合は、一度車両データを削除して再作成、または新規作成してください。

③車両設定は正しく入力されているかを確認してください。
→ガイダンス設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 車両設定

④作業機の振り止めを程よい強度で張っているかを確認してください。
→作業機の左右バランスが崩れている場合、直進性に影響が出る可能性があるので、調整してください。
また、作業機を張る力が緩んでいる場合も直進性に影響が出る可能があります。

⑤Pゲイン・車両追従性は適正か確認してください。
→大きく蛇行する場合は、Pゲインを上げ調整し、車両追従性で微調整してください。
Pゲインを変更した際は、車両追従性を100に戻してから変更を行ってください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 OnSwath編/EZ-Pilot Pro)

⑥ライン取得追従性は作業速度に対して適正かを確認してください。
→実作業で出す最大作業速度に対して1~2km/h値を上昇させて設定してください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)

自動操舵が蛇行するのですがどうすればいいですか?(小さい蛇行)

小さい蛇行(左右1~2cmの鋭い揺れ)の場合

①キャリブレーションを実施してください。
→キャリブレーションの方法が分からない場合は下記リンクをクリックしてください。
キャリブレーションを行う際はトラクターの油温をしっかり上げてから行ってください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(キャリブレーション編)

②ガイダンス設定でアンテナの前後位置は正しく記入されているかを確認してください。
→ガイダンス設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 車両設定
もし、誤った情報で車両設定を完了しキャリブレーションを終わらせてしまっ場合は、一度車両データを削除して再作成、または新規作成してください。

③車両設定は正しく入力されているかを確認してください。
→ガイダンス設定が分からない方は下記リンクをクリックしてください。
Trimble GFX-750 車両設定

④作業機の振り止めを強めに張っているかを確認してください。
→作業機の左右バランスが崩れている場合、直進性に影響が出る可能性があるので、調整してください。
また、作業機を張る力が緩んでいる場合も直進性に影響が出る可能があります。

⑤Pゲイン・車両追従性は適正か確認してください。
→細かく蛇行する場合は、Pゲインを下げ調整し、車両追従性で微調整してください。
Pゲインを変更した際は、車両追従性を100に戻してから変更を行ってください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 OnSwath編/EZ-Pilot Pro)

⑥ライン取得追従性は作業速度に対して適正かを確認してください。
→実作業で出す最大作業速度に対して1~2km/h値を上昇させて設定してください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)

ラインに入る時にハンドルが大きく振れる

①感度調整を行ってください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 OnSwath編/EZ-Pilot Pro)

②ラインの取得で「クラシック」を選択してください。
 「クラシック」モードは前輪車軸を中心に緩やかにラインに寄る設定です。
 ※EZ-piloto Proの場合はクラシックは選択できません(OnSwathのみ)

③その他関連する設定としては以下をご参照ください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 クラシック編)
Trimble GFX-750 自動操舵設定(感度調整 OnSwath編/EZ-Pilot Pro)
 ・クラシックの場合・・・エンゲージ追従性を低めに設定してください。初めのラインへの寄りが緩やかになります。
 ・Onswathの場合・・・スルーレートを初期値の半分くらいに設定してください。ハンドルの動作速度が遅くなります。
            最初のターンの追従性を低めに設定してください。初めのラインへの寄りが緩やかになります。
 ・作業機設定のアプリケーションポイントの位置を少し前方または前輪の位置に設定してください。
  設定位置を基準にガイダンスラインに寄るので、手動で運転する場合と近い動きになります。

③なるべく車両をガイダンスライン上に乗せ、ハンドルをまっすぐにした状態で自動操舵をオンにしてください。

④Autopilotの場合はバック走行も可能ですので、バックで自動操舵を使い位置を合わせたうえで前進すると緩やかにラインに入ります。

⑤車両プロファイルの新規作成や、キャリブレーションを再度行ってください。
Trimble GFX-750 車両設定」「Trimble GFX-750 自動操舵設定(キャリブレーション編)

NextSwath(自動旋回)ができない

①NextSwath(自動旋回)を使用するにはオプションのライセンスが必要です。ライセンスが入っているかを確認してください。
Trimble GFX-750 ライセンス確認・追加方法

②補正情報はRTK、VRS、CenterPoint RTX、RangePoint RTXの精度(±3㎝~15㎝)が必要です。 単独測位、SBASでは使えません。

③自動操舵はAutopilotである必要があります。EZ-Pilot Proの場合は使用できません。

④TAPパラメータに「SWAAV(小文字でもよい)」を入力し、「値」に「1」を入力してください。
※FWバージョンが11.24以降の場合は入力不要です。 設定詳細はこちら「Trimble GFX-750 NextSwath設定

⑤ラインの取得モードを「Onswath」にしてください。「クラシック」では使用できません。
設定方法はこちら「Trimble GFX-750 NextSwath設定

⑥自動旋回を使用するには境界線の登録が必要です。
設定方法はこちら「Trimble GFX-750 実行画面(境界線登録編)

⑦自動旋回を使用する場合に、旋回地点より前で安全確認の表示が出ます。条端から50m以上の距離が必要です。

超低速を使いたい

超低速は日本のユーザーの声によって実現した機能で、舵角センサーなしで0.1~0.2㎞/hからの作業が可能です。

①ファームウェアのバージョン11.24以上で使用可能です。
ファームウェアのバージョンアップについては販売店までご相談ください。

②超低速を使用する為の自動操舵はAutopilotである必要があります。EZ-Pilot Proの場合は使用できません。

③単独測位、SBAS、RangePoint RTXでも使用可能ですが、RTK、VRS、CenterPoint RTXの高精度(±3㎝)での使用をおすすめします。

④車両プロファイルの作成時にモーターオン速度で「ULTRA_LOW」を選択する必要があります。
設定方法はこちら「Trimble GFX-750 車両設定」 ※対応車種は日本車両と一部の外国車両です。

⑤対応速度を下回ると自動操舵が切れ、再び速度が上がると自動操舵が発動します。
傾斜や土質によってはトラクターの表示速度とアンテナの感知速度とが異なる場合があります。
特に、水分の多い圃場など車輪が取られるような環境では、アンテナの感知速度より、トラクターの表示速度の方が速く表示される場合があるので注意が必要です。

⑥ファームウェア11.24で作成した車両プロファイルのデータを、11.24より古いバージョンのGFX-750に移行すると故障の原因となる場合があります。 その場合の故障は保証の対象外となる為、絶対に行わないでください。

かけ合わせ(RTK・VRS環境)が合わないのですがどうすればいいですか?

①作業機を外した状態で掛け合わせが合うかどうかを確認してください。
トラクターのタイヤ痕がAB線を往復した時に同じ位置で重ならない場合は、ロール補正を実施してください。
Trimble GFX-750 自動操舵設定(ロール補正編)」や「動画」をご参照ください。
 ※ロール補正は以下の場合に行うようにしてください。
 ・車両プロファイルを作成した時
 ・農作業シーズンが始まる前(春先など)
 ・タイヤを交換・空気圧を変えた時
また、ロール補正は精度が重要ですので、RTK・VRS環境(精度2~3㎝)で実施してください。

②作業機を接続した場合にかけ合わせがずれる場合は、以下のことを確認し作業機の調整を実施してください。
・作業機接続に緩みがないか
・作業機の左右バランスが崩れていないか
・振り止めの長さが左右対称になっているか

③設定が正しく入力されているかを確認してください。
→車両設定のアンテナ左右オフセット、作業機設定の左右オフセット、実行画面のガイダンス調節などをご確認ください。


圃場データに関する質問



AB線をずらしたい

AB線を平行移動させる方法は2つあります。

①圃場マネージャーからシフトすると新規AB線として保存されます。
Trimble GFX-750 圃場マネージャー

②一時的に今いる位置にずらしたい場合はこちらをご参照ください。
Trimble GFX-750 実行画面(自動操舵機能編)

直線と曲線の混ざったAB線を作りたい

AB曲線の作成で曲線のAB線を作成し、直線にしたい部分で一時停止ボタンを使用してください。
一時停止ボタンを押した地点と、再び一時停止ボタンを押した地点は直線で結ばれます。
Trimble GFX-750 実行画面(AB線作成編)

作成したAB線や境界線を削除したい

圃場マネージャー・またはデータ転送画面から削除することができます。
Trimble GFX-750 圃場マネージャー

作成したAB線や境界線を編集したい

圃場マネージャーから名前の変更が可能です。
また、AB線のシフトや、境界線の大きさを変更することができます。(元の線は残り、新しい線が新規で保存されます)
Trimble GFX-750 圃場マネージャー

AB線や圃場は何個まで登録できますか

特に制限はありません。
GFX自体の容量はandroidの「設定」→「ストレージ」から確認することができます。
容量いっぱいにデータを入れると動作が遅くなる原因になります。適宜USBに移すなどしてください。

過去に作成したAB線の位置がずれている

過去に作成したAB線が、以前の位置とずれて表示される場合は、以下の可能性があります。

① 実行画面でラインシフトをした場合、一度実行モードを停止するとAB線が元の位置に戻ります。
ラインの位置を変更し、その後も変更したラインを使いたい場合は、圃場マネージャーからラインシフトしたAB線を保存してください。
AB線をずらしたい

②作業機幅の設定を変更した場合、それに応じてガイダンスラインの位置が変わります。

③FW11.24でGNSS設定のプロポイントON、OFFを切り替えることによって、座標にずれが生じる場合があります。
基本は初期値(プロポイントON)で使用するようにし、一度設定した設定から変更せずに使用してください。

④補正情報や衛星の状況に影響される場合があります。故障ではありませんが、時間帯や場所によって測位精度に影響が出る場合があります。

⑤使用する補正情報の種類や基地局を変更すると、位置情報が変化する場合があります。(例 補正情報をRTKからRTXに変更した場合、使用する基地局を変更した場合)
ラインのシフト機能をご活用いただくか、AB線を作り直してください。

こちらも併せてご参照ください。「AB線の表示がおかしい、車両の向きがおかしい

画面のAB線上に車両が乗っていない

圃場登録した位置から大きく離れている場合があります。
今いる位置で新しく圃場を作成しなおしてください。
基本的には圃場データは、圃場1枚につき1つ作成してくだい。

こちらも併せてご参照ください。「AB線の表示がおかしい、車両の向きがおかしい

衛星写真と境界線の位置がずれる

衛星写真の性質上、実際の測位情報とずれることがあり、修正することはできません。
また、表示される衛星写真は参考画像ですので、位置ずれについての保証はしておりません。

作業記録(色塗り)を消したい

新規作業を作成し選択してください。
部分的に色を消すことはできませんが、作業ごと削除することができます。

境界線が四角くならない

①境界線作成時に一時停止ボタンを使用すると、直線で境界線を引くことができます。
Trimble GFX-750 実行画面(境界線登録編)

②直線で作成したにも関わらず多角形になる場合は、設定→パターン→「境界の平滑化」を無効にしてください。
設定詳細はこちら「Trimble GFX-750 PIQ設定-パターン」一番最後のページを参照ください

USBでのデータコピーがうまくいかない

①日本語の文字はUSBにコピーする際に同一文字として認識される場合があります。 作業機の名前に半角英数字を入れてください。※同じ英数字を入れないように注意 「Trimble GFX-750 データ転送・削除方法

②データを他のGFXに移行させた際に、ファームウェアのバージョンが異なると不具合が起こる場合があります。
その場合は新規でデータを作成して下さい。


表示・設定に関する質問



長さの単位がインチで表示される

PIQ設定で表示単位を「メトリック」に変更してください 「設定マニュアル ディスプレイセットアップ

外国語で表示される(外国語で表示したい)

androidの設定で、「言語と入力」の「言語」を日本語に設定してください。

日本語入力ができない

①初期化をした場合などにキーボードの設定も初期化されますので、再設定を行ってください。
android設定→言語と入力→現在のキーボード→キーボードの選択→日本語 を選択

②圃場登録の際など、漢字・かたかな変換時にエラーが発生する場合は、一度ひらがな3文字とエンターキーをタップしてください。
(例:「あ」「あ」「あ」「エンター」)以後エラーが表示されなくなります。
もしくは、一文字ずつ予測変換を使って入力してください。

左上にXマークが出る、Xfillって何ですか

XFILLを有効化(RTK、VRSの場合)すると表示されます。
XFILLはRTK、VRSの補正信号が切断された場合に衛星を介して、バックアップ補正信号を配信するTrimble独自のサービスです。
信号が切断されてから約20分間継続作業が可能です。(時間経過と共に徐々に精度は落ちていきます)

オペレーターサインインの解除方法

オペレータを有効化すると、電源起動時にサインイン画面になります。
もし有効化してしまった場合、パスワードロックがかかり、機能が著しく制限され、初期化(出荷時)が必要となる場合があります。
※オペレータとパスワードは絶対に触れないで下さい。
誤って有効化してしまった場合は、 再起動→設定→オペレーターの有効化のチェックを外すことで、オペレーターの有効化を解除できる場合があります。

AB線の表示がおかしい、車両の向きがおかしい

①マニュアルガイダンスをお使いの場合、速度1.6㎞以上で作業する必要があります。

②作業の途中で電源を切った場合や、電源を入れた直後は方向が正しく表示されない場合があります。
トラクターで前進バックを行うか、しばらく移動(50m程度走行)してください。

③圃場を作成した位置から極端に離れた位置にいる場合、正常に表示されない場合があります。

④表示を「トラクターの進行方向を上」か「北を上」に切り替えることができます。
操作方法はこちらをご参照ください「Trimble GFX-750 実行画面(表示編)

⑤車両や作業機の設定で入力した数値が大きく異なる場合に、正常に表示されない場合があります。(単位間違えなど)

⑥ロール補正で入力した数値が大きく異なる場合に、正常に表示されない場合があります。(単位はmです。2cmを入力する場合は0.02と打ち込みます)

Precision-IQアイコンが表示されない・小さくなった・消してしまった

androidのウィジェット機能から元の表示に戻すことが可能です。
PIQアイコンが消失または小表示になった時の戻し方

キャリブレーションした方が良いですか

キャリブレーションは車両ごとに調整された状態で納品されることが多く、不具合がない限り行わなくても問題ありません。
新規に車両プロファイルを作成した際や、タイヤを交換した際などに実施することが望まれます。
キャリブレーションについては、「Trimble GFX-750 自動操舵設定(キャリブレーション編)」や「動画」をご参照ください。

キャリブレーションがうまくいかない

①自動操舵が可能な状態であることを確認してください。一度実行画面でAB線を作成し、自動操舵をONにしてハンドルが動くことを確かめた後に、キャリブレーションを行ってください。
自動操舵が入らない場合はこちらもご参照ください「自動操舵が入らないのですがどうすればいいですか?

②キャリブレーション中の車速が、表示されている推奨速度を下回っていないかご確認ください。3㎞/h以上で走行する必要があります。(キャリブレーションが終わらない場合は、推奨速度より2㎞/h程度早い速度で走行してみてください)

③車両プロファイルを以下の手順で新規作成してください。
 1.車両プロファイルを削除する「Trimble GFX-750 データ転送・削除方法
 2.車両プロファイルが選択されていない状態を確認する(アイコンの右上端が赤色になっている)
 3.GFXの電源を切る(画面のバックライトが消えてから30秒待つ)
 4.GFXの電源を入れる
 5.車両プロファイルを新規で作成する「Trimble GFX-750 車両設定

④再起動で直る場合があります。一度電源を切り、数十秒待ったのち再度起動してください。

⑤ハンドルの切れ角とタイヤの切れ角が左右対象になっていることを確認してください。左右差が大きい場合、トラクター側の調整が必要になる場合があります。

⑥FW2.40の場合…「FW2.40でのキャリブレーション時確認されている問題」をご参照ください。


※キャリブレーション後に表示される評価がBになるのは正常です。(Aが出ることは非常に希です)

エラーが表示される

トラブルシューティング」をご参照ください。

①メッセージだけの場合「エラーメッセージ解決手順参考資料
 例)RTK受信契約は地上ベースのアプリケーションのみが対象です。

②コード(数字)がある場合「エラーコード解決手順参考資料
 例)Autopilotエラー 189:ステアリングホイールのモーター故障

③それ以外の表示が出た場合はこちらをご参照ください。
Autopilotエラーコード集」「エラーメッセージ・エラーコード過去発生事例集

④再起動で解決する場合も多いので、初めにお試し下さい。
再起動を試しても解決しない場合や、何度もエラーが起こる場合は販売店までご相談ください。

「操舵コントローラの設定が…一致しません」と表示される

通常と異なる組み合わせのアンテナとディスプレイを接続すると表示される場合があります。
「OK」を選択し、車両の設定から「車両プロファイルの選択」をし直してください。

※基本的にアンテナとディスプレイの組み合わせは変更しない様お願いします。異なるバージョンのGFXとNAVを接続した場合に予期せぬバージョンの書き換えが起こることがあります。


製品についての質問



使い方が分からない

こちらでご確認いただけます。「設定マニュアル

動画はこちら「動画

まずは「左上の衛星マークが緑になっていることを確認」→「AB線を作成」→「自動操舵または作業記録」をしてみることをおすすめします。
Trimble GFX-750 実行画面(AB線作成編)
動画はこちら「Trimble GFX-750操作方法 実行画面操作

使い方を動画で確認したい

動画」をご参照ください。

説明書が欲しい

こちらでご確認いただけます。「設定マニュアル
現在紙の説明書はご用意しておりません。必要に応じて印刷してお使いください。

どんな商品?カタログが欲しい

製品カタログはこちらをご覧ください「カタログ

商品やライセンスのご購入・お見積

お近くの販売店にお問い合わせください。

故障した、不具合がある

※エラーコードやメッセージが表示される場合、こちらをご参照ください。
エラーが表示される

※ソフトウェア上の一時的な不具合の場合、電源を一度切り30秒後にもう一度電源を入れ同じ操作を行うと直る場合がありますので、お問い合わせの前に一度お試しください。

修理のご相談は、ご購入いただいた販売店までお問い合わせください。

お問い合わせの際に、
・不具合発生時の写真(画面に表示されたエラーメッセージなど)
・ご使用の車種(使用している作業機含め)
・商品のシリアルナンバー
・ファームウェアのバージョン
などがわかるとスムーズです。

基地局について

弊社では基地局の運営は行っておりませんので、各自治体にお問い合わせください。
弊社製品の販売・故障については、お近くの販売店までお問い合わせください。

配線図が欲しい

基本の配線図」をご参照ください。

保証期間3年とは

Trimble社が設定する通常の保証期間1年に加え、ニコン・トリンブルが独自で2年の延長保証を付加しています。
販売店から購入してから3年間の自然故障について、無償で修理または交換をさせていただきます。

※修理後の保証は修理後出荷日から6か月となります。

※代替品との交換または修理を行なった場合は、購入時の保証期間か修理保証の何れか後の方の期限となります。

※保証は製品に対するものであり、作業や故障による損失を保証するものではありません(弊社では、修理中の代替え機のご用意や、作業遅れによる損失の補填などは行っておりません。)

※内蔵されているリレーやヒューズなどの消耗品は対象外とさせていただきます。

※ケーブル類については通常の1年間の保証期間となります。

※保証期間は正規販売ルートで新品でご購入いただいた際にお付けしており、中古や転売、現物購入の商品については、保証が切れている場合や、保証開始日が購入時期と異なる場合があります。

※本内容がニコン・トリンブル AG製品保証延長規定の内容と異なる場合は、ニコン・トリンブル AG製品保証延長規定が優先して適用されるものとします。

※詳しくは販売店にご確認ください。


その他の質問



VRSでテザリングを利用した場合のデータ通信量がどのくらいか知りたい

通常の作業を1日8時間、20日使用した場合で1GB程度と言われています。ただし、使用環境により変動します。

ライセンスの確認・追加・有効期限

有効なライセンスの確認、ライセンスの追加、ライセンスの有効期限の確認方法については
Trimble GFX-750 ライセンス確認・追加方法」をご確認ください。

シリアルナンバーの確認方法

診断画面のシステム-パフォーマンスから確認できます。「Trimble GFX-750 診断メニュー

ファームウェアのバージョンの確認方法

診断画面のシステム-パフォーマンスから確認できます。「Trimble GFX-750 診断メニュー

ファームウェアのアップグレードについて

・製品の特性上、常に最新のファームウェアを入れておく必要はありません。現状のバージョンで問題が無い場合は、そのままお使いください。

・一度ファームウェアをアップグレードしてしまうと、基本的にダウングレードはできません。(v.2.22‐2.40間を除く)
そのため新しいファームウェアを入れる必要がある場合は、状況に応じて販売店を通じでご案内いたします。
誤ってダウングレードしてまい故障した場合も保証の対象外となりますのでご注意ください。
※異なるバージョンのGFXとNAVを接続した場合に予期せぬバージョンの書き換えが起こることがありますので、組み合わせを変更しない様お願いします。

・必ず弊社で配布しているファームウェアデータをご使用ください。正式配布しているバージョン以外のファームウェアを使用した場合、不具合や故障の恐れがあります。(その場合の修理は保証の対象外となります)

・ファームアップについては販売店までご相談ください。

・ファームアップ後に再度設定が必要となります。(例:単位の設定・・・フィートおよびインチ⇒メトリック)

・FW2.40以前と11.24以降で画面のレイアウト、操作方法、キャリブレーションの手順等が変わります。
各バージョンの操作方法はこちらをご参照ください。
設定マニュアル Trimble GFX-750(旧FW2.40まで)」「設定マニュアル Trimble GFX-750(FW11.24~)

・FW11.24以降で超低速の自動操舵が使用可能になりました。(日本車両と一部の外国車両に限り)

・ファームアップにより一部の機能の仕様が変更になったり、今までの機能が使えなくなる場合もあります。

※今までのFWで作成したデータについて
今までご使用になられていた各データ(農作業機、圃場、作業)は引き続き使用することが可能ですが、全ての互換性を保証するものではありません。再作成が必要になる可能性があることをご留意ください。
特に、車両データについてはバージョンアップ後に新規で作成されることをお勧めいたします。超低速の選択、直進・後進時の自動操舵性能がUPがされています。
ファームアップ後に自動操舵がうまく働かない場合は、保存されている車両プロファイルを全て削除し、作り直してください。

ファームウェアのダウングレードについて

基本的にダウングレードはできません。※ただし2.40から2.22へのダウングレードは可能です。
正式配布しているバージョン以外のファームウェアを使用した場合、不具合や故障の恐れがあります。(その場合の修理は保証の対象外となります)
ファームウェアの更新に関しては販売店までご相談ください。

電源が入らない

バッテリーから十分な電力が供給されていない可能性があります。
エンジンをかけしばらく待ってからお試しください。
電源の供給側に電圧の低下等の問題が無い場合、配線のゆるみや故障が疑われます。
配線を一度外しから接続し直して下さい。
それでも改善しない場合は担当販売店までお問い合わせください。

電源が落ちる

バッテリーから十分な電力が供給されていない可能性があります。
エンジンをかけしばらく待ってからお試しください。
また、ライトや他の機器などを使用している場合、電力供給が不安定になっている可能性があります。
一度他の機器の電源を落とした状態でお試しください。
また、配線や接続部に異常がないか確認をしてください。(プラグのゆるみ、配線の折れ、挟まりなど)
車両や配線に問題が無い場合、電源ケーブルの接続部の歪みや断線が疑われます。担当販売店までお問い合わせください。

バッテリーが上がるようになった

①作業終了後、電源が正しく切れているかご確認ください。
GFX-750の電源を切る時は電源ボタンを短く1回押し、画面に表示される「電源を切る」をタップしてください。
ボタンの長押しで電源を切ると、強制終了となりますのでご注意ください。

②ISOBUSを使用している場合は作業終了後にISOBUSケーブルを抜いてください。
※リレーケーブル77533を使用している場合は、ISOBUSケーブルを抜く必要はありません。

ISOBUSを使いたい

ISOBUS用のケーブルやライセンスが必要となります。詳しくはお近くの販売店にご相談ください。
設定方法についてはこちらをご参照ください。「ISOBUS作業機連結

作業機へ車速や位置情報を出力したい

作業機に応じて選択してください。それぞれ専用のケーブルが必要となりますが、いずれも追加ライセンスは不要です。

①レーダー出力・・・車速を出力できます。設定方法はこちら「Trimble GFX-750 レーダー出力

②NMEA出力・・・車速や位置情報を出力できます。設定方法はこちら「Trimble GFX-750 NMEA出力

GPSレベラーを使いたい

ケーブルやコントローラーが必要となります。
GNSS受信機やケーブルについてはこちら「Trimble GFX-750 GPSレベラーとの接続
コントローラーについては「(株)アグコントロールシステム」様にお問い合わせください。
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外部サイト (株)アグコントロールシステム 様
  「コントローラなどの製品一覧」「簡易型GPSコンバータ接続方法など」「簡易型GPSコンバータ(操作マニュアル)
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